食品添加物の定義
食品の安全を考える上で、食品添加物は欠かせないものと言えます。
その食品の安全の基本となる食品添加物ですが、実際にはどういった定義がなされているのでしょう。
例えば、しょうゆやソースといった調味料は、食品添加物に入るのでしょうか。
また、食品と食品添加物の境目というのはどこにあるのでしょう。
まず、しょうゆ、ソース、塩などといった調味料ですが、基本的には食品添加物ではなく食品に含まれます。
塩や砂糖は食品加工物にほとんど必ずと言って良いほど使用され、その目的は食品添加物の「味を調える」という点に該当するのですが、食品として扱われるようです。
これを踏まえたうえで、食品と食品加工物の違いを見てみましょう。
食品は、それ自体をそのまま飲み食いできる物、あるいは加工や調理をすることで飲食が可能となるもの、という定義があります。
つまり、生肉や絞りたての牛乳なども、食品に入ります。
ハンバーグやチーズといった加工されたものも食品です。
一方、着色料や保存料のようなものは直接食べることもないし、これらを加工して食品とすることもないので、食品添加物に入ります。
では、砂糖や塩、しょうゆなどの調味料はどうでしょう。
直接食べたり飲んだりとできないことはありません。
しかし、実際にそれが目的で購入する人もあまりいないでしょう。
これらのものを加工して食品にするというのも、定義上微妙です。
加工するために使用する側と言えます。
そう考えると、食品よりは食品添加物に近いような気もしますが、実際には食品として扱われます。
角砂糖などであればまだわかるのですが・・・
とにかく、食品の安全を脅かす食品添加物は、調味料は一切含まれないということですね。
食品の安全を考える上で、どうしても食品添加物に関しては懐疑の目が向けられます。
実際、あまり体によくないと呼ばれているものが多々使用されているからです。
その最たる例のひとつが、保存料ではないでしょうか。
保存料は、食品添加物の代表的なもののひとつです。
用途はいうまでもなく、保存期間を長くするためです。
通常、食品の多くは数日でその賞味期限、消費期限を過ぎてしまいます。
中にはその日のうちに食べないと、腐ってしまうというものもあるでしょう。
しかしそういった商品ばかりでは売り物にならないというのが現状です。
一日で完売すれば良いのでしょうが、そうもいきません。
また、買い手としても、その日のうち、あるいは数日の間に食べないといけないものばかりでは、なかなか買い物がしにくいと言えるでしょう。
最低でも数日、あるいは数週間は持たせないと、商売として成り立たないということになります。
そこで、保存料の出番です。
保存料は、ほとんどが自然界に存在していない、科学的な方法で作られたものです。
つまり、合成添加物ということになります。
それらの材料となるものの例としては・・・亜硝酸ナトリウム、亜塩素酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、過酸化水素水、硝酸カリウムなどです。
ほかにも山ほどあります。
学校の化学の授業で習ったようなものばかりですね。
はっきり言って、体に良いとはとても思えないようなものばかりです。
こういった名前を見ると、保存料としか記していない原材料名が詐欺のように思えてしまいます。
とはいえ、基本的には過剰な使い方さえされていなければ、食品の安全に大きな影響は与えません。
法律でもその基準値は設けられています。
問題なのは、その基準値が本当に守られているかということです。
偽装問題がどんどん明るみになっている今、必ずしも信用できるとはいえないというのが現状です。
食品の安全を考える上では、保存料そのものより、その作成過程や量が問題と言えます。
2008年12月 2日|
カテゴリー:00食品に入っているいろいろなモノ